有限会社 中山石筆工業所

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代表者 神崎 睦治
住所 〒709-0432和気郡和気町大中山1289
Tel・Fax 0869-92-0889
主要品目
営業時間
定休日


「商工会スタッフコメント」

 昭和40年創業の「中山石筆工業所」2代目として事業を後継されていました。石筆とは、当時日本一と言われていた備前市三石で採れていた「ロウ石」を加工して出来た筆記用具のことです。
 石筆は、造船所などで鉄板に筆記するのに使用していました。なぜなら、チョークよりも熱に強く、また水にぬれても乾けば文字が再び浮き上がることなど、大変重宝されていたからです。しかし、時代の流れとともに、材料は国内産から韓国、そして中国産へと変わっていきました。単価の下落と代替品の出現など様々な理由もありますが、もともと芸術家肌の遊庵さん、仕事柄中国を訪問する中で印材を扱っていたという関係で巴林石(ぱりんせき)という石を輸入し、「むっちんの印」という印鑑の製作販売を行うようになりました。それらの石は、当時中国から来日していた点刻家に習いながら彫ってもらい、落款印として販売をしていましたが、その点刻家の中国への帰国とともに、難易度の高い石材から安価で彫りやすい備前焼の印材へと変わっていったのです。
 年4度の倉敷での定例個展や、全国の百貨店での催事などで活躍中です。安価なオリジナルの印は、お土産などとして気軽に購入されるようになり現在に至っています。まさに、芸は身を助けるで、異業種への事業転換を上手くされています。